黒澤監督の「生きる」っていう映画のビデオを観ました。
これは留学中に、日本語を勉強していたアメリカ人がなぜかくれたビデオで、その時ちらっとだけ観たけど、白黒だし、なんか興味を持てずに観ないでいました。
今日たまたま本棚の奥から出てきたので、今回は全部見てみました。
内容は、無気力な公務員が、末期がんで半年の命と宣告されて、
急に意欲的に仕事に打ち込み、1つのプロジェクトを成し遂げるというものです。
自分の「生きた証」を求めるとするならば、できれば余命わずかという状況になる前から行動に移したいものだと感じました。
同じようなメッセージとして、
昨年アップル社の創業者スティーブ・ジョブス氏の演説の中の言葉;
If today were the last day of my life, would I want to do what I am about to do today ?
(もし今日が人生の最後の日だとしたら、今日これからやることを本当にするだろうか?)
毎朝鏡の前で自分に、「本当にやりたいことをしているか?」と問いかけ、その質問に
Noという日が続くなら、何か新しいことを始めなければならないというメッセージです。
この文言は、自分の手帳にも書いてあり、繰り返し見るようにしてます。
「生きる」ことは「有限」だということを普段すぐ忘れてしまいますが、ときどきこのようなメッセージを思い出し、ぎりぎりになってから「生きた証」を求めること
のないよう、毎日を本気で能動的に生きよう!と思ったりしました。