2008年10月02日

翻訳とモデリング

今年の初めに企画した海外書籍の翻訳に取り組んでます。


これまで、仕事上のプロジェクト関連資料やeBookの翻訳をしたことはありましたが、
1冊の書籍の翻訳に取り組むのは、今回が初めてです。

翻訳している書籍の内容は、


「想像→創造→実行」という一連の創造活動を仕組化しよう!


といったものです。 これはまさに弊社アウトブレインの事業コンセプトの
基軸になっている考えの1つで、この本とは元々縁があったのかもしれません。


訳しながら、ときどき著者の思考とリンクしたような、不思議な感覚になることがあります。

「モデルとしたい人に、本気で成りきると、その人の思考までもが理解できる」
というモデリングに近い感覚を、翻訳を通じて体験しているのかもしれません。


これまで翻訳書は何百冊も読んできましたが、実際に自分が翻訳する状況になって初めて、
翻訳書籍の翻訳自体の質に意識が向きます。 


これまで考えもしなかったのに、今まで読んだ翻訳書を読み返してみると、
「ここの部分の日本語訳、うまいな〜〜」と感じるところをいくつも発見しました。

 
たとえば、最近のものであれば、ダン・ケネディーの「大金持ちをランチに誘え!」という本を、
枝廣淳子さんが訳されていますが、そのナチュラルで感情が伝わる訳は凄いと感心しました。 

 


こう考えると、今回たまたま翻訳の話でしたが、どんなことでも意識の焦点が当たると、
そうでなければ見過ごしただろう多くの知識・情報が飛び込んできて、結果多くのことを
学ぶことができるんだな〜 ということを改めて痛感しました。


体験が深い関心を呼んで意識の焦点化が起こり、結果としてさらなる知識・情報を

呼び寄せてくれるんだと思います。


出版社の編集者の方と、10月中に第一原稿を仕上げると約束してるので、

今月は頑張って訳します。 無事出版にたどりつけることを信じて。
posted by IZ at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記
この記事へのコメント
お疲れ様です〜!

翻訳なんて素晴らしいですね!

私にとっては程遠い世界のような仕事です。

第一稿、仕上がるの応援してますよ!(^^)v
Posted by KIM at 2008年10月02日 22:01
KIMさん、

コメント有難うございます。

原稿上がったら、是非読んでください〜
Posted by IZ at 2008年10月03日 00:25
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