2011年07月27日

「オチ」とはゲシュタルトの形成

先日、脳機能学者の苫米地英人さんとの座談会に参加しました。

頭の中が混乱するほどいろいろなお話を聞くことができましたが、

その中で1つ「なるほど!」と思った話。


参加者の一人が、唐突に「落語のオチってなんでおもしろいのですか?」
と質問したのに対して、

苫米地さん: 「それは、ゲシュタルトが形成された瞬間だからでしょ。」

つまり、それまでのストーリーで聞いてた情報が、最後のオチ(情報)が加わった瞬間に、
新しい意味、認識として生み出されたので、「なるほどね〜!」 っとなるわけです。

これは、ビジネスにおいての「ひらめき」でも同じだと思います。

1つ1つの散在していた情報・事実が、ある瞬間に、1つの新しい意味と成る。
新しいフレームが形成されて、これまで見えてなかったものが見える瞬間。

落語のオチも、アメリカンジョークも、ビジネスでのひらめきも、
すべて脳内の現象は同じだなんて面白いですね。

※ 「ゲシュタルト」とは:
   
   一見、バラバラに見えるモノを見て、その中に共通の法則を見出して
   全体を把握する能力のこと。
   身近な例でいえば、オーケストラのハーモニーを感じたり、応援団が作る人文字など。
   全体がひとつひとつの構成要素の総和以上のものになるもの。
posted by IZ at 16:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記
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